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令和 8 年 6 月 6 日 神戸総合医療専門学校 診療放射線科学友会 総会・学術講演会

令和8年度 神戸総合医療専門学校 診療放射線科 学友会総会集約

令和8年6月6日(土)14時、ホテルサンルートソプラにおいて総会を開催し、26名が出席した。加古川中央市民病院の松原 直仁 氏を議長に選出して議事を進行した。

 

第1号議案、第2号議案、第3号議案について

藤井会長より前年度活動報告と事業報告、西岡会計理事より会計報告、伊関監査より監査報告が行われ、内容について審議し、過半数の賛成により承認された。

 

第4号、第5号議案

藤井会長による今年度における活動・事業計画、西岡会計理事より今年度予算案について説明があり、質疑の後、過半数の賛成により承認された。

 

主な意見・質問として、

  • HPに記載されている会則が、令和2年に改正されているのにHP上に反映されていないとの意見があった。

(回答)会則についてはを確認して更新します。

 

  • 準会員(学生)において昨年度の国家試験合格率が低迷しており、今後学友会新規入会者の減少または退会者の増加に伴い、今後の学友会活動や会員確保に向けた方針・展望について意見があった。

(回答)現在もオープンキャンパスなどの広報活動にて学校と連携した会員確保に努めている現状と、入会者数により将来的にダウンサイジングを見据えた学友会運営の見直しを検討しないといけないと考えてます。

 

  • 新ホームページへの会員登録未実施により総会案内が届かず、知人を通じて学友会開催を知ったとの報告があった。また、同様のケースがほかにも存在する可能性があるため、会員の周知方法の改善を求める意見があった。

(回答)旧ホームページから新ホームページへの移行期間中であり、未登録者には従来通り郵送で、登録者にはメールで案内を行っています。今後は新ホームページへの登録を促進し、メールによる案内への完全移行を目指しているが、従来通りの方法で通知しながら随時変更しているところです。

 

第6号議案について

選挙管理委員に兵庫県立こども病院の時 克志氏を選出し、学友会理事の紹介が行われた。

その後、出席者の拍手をもって理事が承認された。

 

以上をもって全ての議案の審議を終了し総会は閉会した。

学友会学術講演会

令和8年6月6日(土)15時、ホテルサンルートソプラにおい総会に引き続き学術講演会を開催し、116名(本会員41名・学生75名)が参加した。

「私がこの病院を選んだ理由~後輩へのメッセージ」

座長 西宮渡辺心臓脳血管センター 竹内優也

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本セッションでは、「私がこの病院を選んだ理由」をテーマに、本校卒業の先生方から3題の講演が行われた。臨床現場で必要な知識や、経験、就職活動、国家試験への取り組み、病院実習での学びなど、病院実習を控えた学生の方にとって非常に貴重な機会になった。

はりま病院 松原 克茉 先生

松原先生が働くはりま病院は、病床数89床の地域密着型の病院であり、特に消化器内科、整形外科に強みを持った病院である。地域密着型の病院の為、近隣の医療機関などから紹介患者を積極的に受け入れているとのことであった。業務としては、CTやMRI、レントゲンやTV装置など主に胸腹部の撮影や整形の撮影が多いとのことであった。放射線科医の先生がいないことから、遠隔読影システムで読影を行なってもらっているので、読影結果を画像へ貼り付ける業務も担当しているとのことであった。「私がこの病院を選んだ理由」としては、他に募集している病院がなかったからと言われましたが、職場の雰囲気や人間関係、福利厚生、連休を取って趣味にも時間を使えるので、現在は仕事と趣味を両立し、充実した生活を送っているとのことであった。

加古川中央市民病院 松原 直仁 先生

松原先生には加古川中央市民病院で働くまでの2回の転職経験と技師としての経験について講演頂いた。加古川中央市民病院は、東播磨医療圏の高度急性期・急性期病院で、診療科が多いことから多種多様な症例の様々な機器や検査に対応するため、継続的な自己学習が必要である。2018年から乳腺外科を立ち上げたことから、乳腺エコー、骨密度、MRI、マンモグラフィーなどの件数が増加し、女性技師の活躍する場が増加した。「私がこの病院を選んだ理由」としては、業務内容や福利厚生が整い、様々な症例や機器に触れることができることなどが挙げられていました。以前働いていた病院の知識も現在の職場で役立っていることから、学生の方には病院実習で、病院の雰囲気や特徴を知るとともに、自分がどのような診療放射線技師になりたいかを考え、複数の病院を見学したうえで就職先を決めてほしいとのアドバイスをいただいた。

伊丹健康福祉事務所 竹中 大輝 先生

竹中先生が働く健康福祉事務所とは、地域の医療及び保険に関する企画立案や総合調整を健康危機管理への対応など、地域の健康福祉における広域的、専門的及び技術的拠点として県民サービスを行なっている。放射線技師の仕事としては、医療法人や医療機関に関する業務、結核感染症業務を主に担当している。現在、放射線技師2名で業務にあたっており、竹中先生は医療機関監視の業務に主に携わっているそうです。健康福祉事務所の働き方は自分に割り振られた仕事を、自らスケジュールを立てて業務を進めることができるため、自分に合った休みの取得や働き方ができて、ワークライフバランスを重視した働き方ができることが魅力であるとのことであった。最後に学生の方に国家試験について、とにかく早く取り掛かること、過去問の傾向が変わってきていることから、うろ覚えではなく、理解して覚えること、国家試験対策や面接練習について、有益なアドバイスをいただいた。

特別講演
座長 大阪ハイテクノロジー専門学校 清野  宏 先生(1993 年卒)
『卒後35年を振り返って』
徳島文理大学 保健福祉学部 診療放射線学科 中村昌文先生(1991年卒)

講演では、診療放射線技師として歩まれた35年間を振り返りながら、臨床現場で培われた豊富な経験や教育・研究活動に至るまで、多岐にわたる内容をご紹介いただいた。MRIをはじめとする画像診断技術の進歩や、診療放射線技師を取り巻く環境の変化について、学術的な視点を交えながら分かりやすく解説されるとともに、ご自身がこれまで経験された出来事や、その時々の考え方、苦労、やりがいなどについても率直にお話しいただいた。

特に、「変化を恐れず挑戦し続ける姿勢」や「人とのつながりを大切にすること」の重要性については、若手技師や学生のみならず、経験を積んだ技師にとっても多くの示唆を与える内容であった。また、キャリア形成においては、目の前の業務に真摯に取り組む姿勢が新たな機会につながることや、生涯にわたって学び続けることの大切さが強く伝わる講演であった。

終始和やかな雰囲気の中で進行し、参加者はアカデミックな内容と豊富な実体験を交えた貴重なお話に熱心に耳を傾けていた。臨床・教育・研究の各分野で活躍されてきた中村先生ならではの経験に基づくメッセージは、多くの参加者にとって今後の診療やキャリアを考える上で大変有意義な機会となった。

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​講演会後の懇親会で乾杯のご発声をいただく中村先生

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